ロコモティブシンドローム
について

いつまでも健康な自分でいるために
ロコモ予防を始めましょう
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、加齢による筋力低下や、関節・骨の病気などによって、「立つ」「歩く」といった身体能力が低下した状態を指します。何も対処せずにいると、転倒や寝たきりのリスクが高まり、生活の質にも影響を及ぼします。当院では、ロコモティブシンドロームの治療と予防を目指した対応に取り組んでいます。あなたの健康寿命を延ばすために、気になる症状はお早めにご相談ください。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 立ち上がる時に足元がふらつく
- スポーツをしなくなった
- 以前より長く歩けなくなった
- 外出の頻度が減った
- 人より歩くのが遅い気がする
- 小さな段差でもつまずく
- 階段の昇り降りがつらい
- 老後のために運動したい
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
セルフチェックしてみましょう
片足で立って靴下を
履くことができない
家の中の小さな段差で
つまずく
手すりがないと
階段を昇れない
やや重い物を
持つことが困難
(布団の上げ下ろし、掃除機など)
2kg程度の買い物袋を
持ち帰るのが難しい
15分以上歩くことが
できない
青信号の間に
横断歩道を
渡れない
主な治療法
理学療法
ロコモティブシンドロームの改善には、筋力低下や関節機能の低下を防ぐための理学療法(リハビリ)が重要です。当院では理学療法士による個別プログラムを作成し、下肢筋力を高める運動やトレーニングを実施します。無理のない範囲でリハビリを続けることで、自立した生活を長く続けられるよう、サポートします。
生活指導
ロコモティブシンドロームの進行を防ぐためには、日常生活での工夫が欠かせません。当院では、正しい姿勢での歩行や階段の昇り降り、転倒を防ぐための住環境の整備など、生活習慣改善のポイントを丁寧に指導します。また、食生活や体重管理など、患者さんの状態に合わせた具体的なアドバイスもさせていただきます。
骨粗しょう症について

骨密度検査で
骨の健康リスクを測定
身体の芯から健康な状態を
目指しましょう
骨粗しょう症とは、骨の量が減って骨がもろくなり、転倒などの軽い衝撃でも骨折しやすくなる疾患です。特に閉経後の女性が発症しやすく、早期発見と予防が鍵となります。当院では、DEXA法による骨密度測定で正確な診断を行い、食事・運動指導から薬物療法まで、一人ひとりに合わせた治療をご提案します。骨折は寝たきりや生活機能の低下につながるため、症状が出る前からの定期的な検査をおすすめします。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 転んだだけで骨折した
- 閉経後で骨折リスクが心配
- 加齢と共に身長が低くなった気がする
- 食事や運動だけでいいか不安
- 骨粗しょう症を指摘されたことがある
- 将来の寝たきりリスクを減らしたい
- 骨密度検査を受けたことがない
- 持病でステロイド薬を使用している
当院の骨粗しょう症治療

日本専門医機構認定整形外科専門医に
よる骨粗しょう症治療
当院には日本専門医機構認定整形外科専門医が在籍しており、骨の状態や年齢に合わせた骨粗しょう症治療をご提供しています。骨密度や血液検査の結果をもとに、薬物療法・運動療法・食事指導を組み合わせ、将来の骨折リスクを最小限に抑えられるよう治療します。

高精度な検査機器を使用した
骨密度検査
骨粗しょう症の早期発見・予防には、正確な骨密度測定が欠かせません。当院では、DEXA法を用いた高精度の骨密度検査を行っており、簡便な検査で正確に骨折リスクを測定します。骨粗しょう症が心配なかたや予防をお考えのかたは、お気軽にご相談ください。
主な治療法

理学療法
骨粗しょう症では、骨の強度低下により転倒や骨折のリスクが高まるため、運動療法を中心としたリハビリを行うことが大切です。当院では下肢筋力を強化するトレーニングやバランス訓練を通して、骨粗しょう症の予防を行います。安全性を重視したサポートで、骨折しにくい身体づくりをお手伝いします。

生活指導
骨粗しょう症の治療では、日常生活での工夫も大切です。当院では転倒防止のための住環境整備、姿勢や歩行の指導、適度な運動習慣のご提案などを行っています。また、カルシウム・ビタミンD・タンパク質を意識した食事改善など、生活習慣の見直しもサポートいたします。
ロコモ・骨粗しょう症を
予防するために

いつまでも自分らしい生活を
続けるために
予防を重視したケアを
行いましょう
ロコモティブシンドロームや骨粗しょう症は、早い段階から予防を始めることで進行を防ぐことができます。将来の寝たきりや骨折のリスクを減らすために、骨密度検査や筋力評価を行い、適度な運動と生活改善に取り組みましょう。いつまでも健康で動ける身体を維持するために、当院も患者さんに合わせた治療・サポートを行います。
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
よくあるご質問
ロコモティブシンドロームとは何ですか?
ロコモティブシンドロームとは、加齢による筋力低下や、関節・骨の病気などによって、「立つ」「歩く」といった身体能力(移動機能)が低下した状態を指します。放置すると転倒や骨折のリスクが高まり、介護が必要となる可能性があるため、適切な治療で予防していくことが大切です。
骨粗しょう症はどのような病気ですか?
骨粗しょう症は骨密度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる疾患です。高齢のかたや、閉経後の女性は発症リスクが高まるため、早期介入が重要です。当院では骨密度検査(DEXA法)で正確に骨密度を評価し、薬物療法や生活習慣の改善を含めた総合的な治療を行います。気になるかたは一度、ご相談ください。
骨密度検査は何歳から受けたほうがいいですか?
一般的な目安にはなりますが、40歳以上のかたは一度骨密度検査を受けることをおすすめします。また、閉経後の女性もリスクが高いため、早めに検査を受けておくと安心でしょう。
ロコモが進行するとどうなりますか?
ロコモティブシンドロームが進行すると、歩行困難や転倒、骨折のリスクが高まります。さらに身体能力が低下すると、日常生活が制限され、介護が必要になることもあります。適切なタイミングで運動療法や生活習慣の見直しを行い、ロコモ予防に取り組むことが大切です。
骨粗しょう症は食事で改善できますか?
食事は骨粗しょう症の予防・改善に有効ですが、進行した骨粗しょう症では、十分な効果を得られない可能性があります。カルシウム・ビタミンD・タンパク質を意識した栄養管理に加え、適度な運動や薬物療法を組み合わせると、骨折リスクを抑えることが可能です。
監修医情報

監修
さなだクリニック 院長
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定整形外科専門医
- 日本専門医機構認定脳神経外科専門医
- 日本ペインクリニック学会認定ペインクリニック専門医