首の痛みについて

なかなか治らない首の症状は
お早めにご相談ください
首の痛みの原因は、長時間のデスクワークやスマホ使用などによる筋肉疲労から、頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアなどの疾患まで、さまざまです。当院では、整形外科と脳神経外科の両面から症状を丁寧に診断し、理学療法や薬物療法などを組み合わせた適切な治療をご提供します。早期に治療すると悪化を防ぐことができるため、首の違和感を感じたら、お早めにご相談ください。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 首の痛みが数日続く
- 首の痛みで夜眠れない
- 朝起きた時から首が動かしにくい
- デスクワーク後に首のコリを感じる
- 痛みだけでなく、しびれもある
- スマホを長時間同じ姿勢で見ていた
- 吐き気やめまいを感じる時がある
- 長引く痛みをなんとかしてほしい
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
主な疾患
ストレートネック(スマホ首)
スマホやパソコンの長時間使用によって、首の自然なカーブが失われ、首や肩のこり、頭痛、手のしびれなどを引き起こす状態です。姿勢の悪化によって首の筋肉がこわばったり、首を支える骨が潰れたりすることで、症状が現れます。痛みのコントロールやリハビリだけでなく、生活習慣の見直しも含めた治療が必要です。
頚椎椎間板ヘルニア
首の骨と骨の間にある椎間板が突出し、脊髄や神経根を圧迫することで、首や肩、腕の痛み・しびれを引き起こす疾患です。30〜50代に多く、デスクワークや重労働の力仕事、スポーツがきっかけで発症します。治療は頚椎カラーなどで首の安静を保ち、薬物療法や神経ブロック注射などで痛みの緩和を目指します。
胸郭出口症候群
鎖骨や肩周辺の神経や血管が圧迫されることで、肩から腕・手にかけて痛みやしびれ、だるさなどを生じる疾患です。姿勢の悪さや、重い荷物の持ち運びなどで悪化しやすいといった特徴があります。主な治療は、痛みの緩和と患部の安静です。症状を悪化させないよう、日常生活アドバイスなども行います。
寝違え
不自然な体勢で眠ることで首に負担がかかり、起床時に首や肩に強い痛みが出る状態です。軽度であれば数日で改善しますが、筋肉や靭帯に炎症がみられる場合は、回復に時間がかかることもあります。違和感を感じたら、早めにご相談ください。
むち打ち
交通事故や転倒などで首に強い衝撃を受けることで、首の痛みや動かしにくさを感じる状態です。頚椎捻挫や頚椎椎間板ヘルニアなどを発症していることもあり、専門の医療機関で精密検査を受けることが大切です。当院では、X線やMRIによる精密検査に対応しており、損傷部位を正確に把握したうえで治療を行います。
後縦靭帯骨化症
脊髄の後ろを走る後縦靭帯が硬くなり(骨化)、脊髄や神経を圧迫する疾患で、指定難病に登録されています。首や肩甲骨周囲の痛み、手足のしびれ、感覚障害、運動障害などを引き起こす可能性があり、早期発見・治療が大切です。症状が重度の場合は手術治療が選択されます。
首の痛みの治療

痛みやしびれの根本原因を見極め
一人ひとりに適切な治療をご提供
当院では、日本専門医機構認定整形外科専門医であり、日本整形外科学会脊椎脊髄病医である医師が在籍しており、首の痛みに対する専門的な治療をご提供しています。原因を正確に見極め、一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。また、再発予防を見据えた総合的な診療を行います。
少しでも気になる症状があれば
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翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
首の痛みについてよくあるご質問
首の痛みが続いています。受診したほうがいいですか?
首は脳を支える重要な器官であり、重要な神経や血管の通り道でもあります。痛みを放置すると、全身の不調を招く可能性があるため、数日から数週間以上痛みが続く場合は、一度受診をおすすめします。
首の痛みと一緒に手のしびれもあります。大丈夫ですか?
頸椎椎間板ヘルニアなどでは、首の神経が圧迫されることで、手や腕のしびれ、力が入りにくいなどの症状が出ることがあります。早めの受診によって、症状の悪化を防ぎ、早期回復を目指すことができるため、一度専門の医療機関でご相談いただだくことをおすすめします。
姿勢の悪さは首の痛みに関係ありますか?
はい、大きく関係します。たとえば、長時間のデスクワークやスマホ使用による猫背・前傾姿勢は、首の筋肉に大きな負担をかけます。姿勢の悪化が続くと、ストレートネックや慢性的な首こりを引き起こすこともあるため、注意が必要です。正しい姿勢を保つことは、症状改善だけでなく、再発予防にもつながるため、ぜひ意識してみてください。
首の痛みは放置しても大丈夫ですか?
軽度の首こりであれば一時的に良くなることもありますが、頸椎の変形や神経圧迫がみられる場合、放置すると症状が悪化する可能性があります。手足のしびれや動かしにくさ、頭痛、吐き気を伴う場合は特に注意が必要です。初期段階で治療することで回復を早めることができるため、まずは一度ご相談ください。
ストレートネック(スマホ首)は治りますか?
ストレートネック(スマホ首)は頸椎の湾曲が失われる疾患であり、完全に元に戻すことが難しい場合もあります。しかし、姿勢改善やリハビリ、ストレッチなどによって首の負担を和らげ、症状の軽減を目指すことができます。当院でも、ストレートネックの治療を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
腰の痛みについて

慢性的な腰痛からぎっくり腰まで
幅広く治療を行っています
腰の痛みは、長時間のデスクワークや立ち仕事、加齢による筋力低下、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、さまざまな原因で起こります。当院では、MRIやレントゲンなどの精密検査によって原因を特定し、患者さんに適した腰痛治療をご提案いたします。薬物療法・理学療法・ブロック注射などさまざまな治療に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 慢性的な腰痛がある
- いつも同じ姿勢で過ごしている
- 急なぎっくり腰で動けない
- 長時間座っていると腰が痛い
- 腰から足にかけてしびれがある
- 市販薬や湿布を使っても良くならない
- 腰を反らすと痛みが出る
- 腰の痛みで生活に支障が出ている
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
主な疾患
腰椎椎間板ヘルニア
腰の椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで、腰痛や足のしびれ、下肢の脱力などを引き起こす疾患です。重症化すると、歩行障害を伴うことがあり、日常生活に大きく影響を及ぼします。当院では、症状に合わせた薬物療法、理学療法、神経ブロック注射を行い、再発防止も含めたサポートを行っています。
ぎっくり腰(急性腰痛症)
重い物を持ち上げたり、中腰のまま急に動いたりすることで、腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす疾患です。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨粗しょう症に伴う圧迫骨折などが隠れていることもあります。自己判断で整体やマッサージに行くと症状が悪化する恐れがあるため、腰の痛みを自覚したら、まずは整形外科を受診して検査を受けるようにしましょう。
腰部脊柱管狭窄症
腰の神経の通り道(脊柱管)が、加齢などによって狭くなり、神経が圧迫される疾患です。主な症状は、腰痛や下肢のしびれ、脱力感、残尿感、便秘などです。また、長く歩くと足がしびれ、痛みで歩けなくなる「間欠性跛行」といった症状もみられます。進行例では、手術治療で症状緩和を目指すこともあります。
胸椎腰椎圧迫骨折
落下事故や転倒、骨粗しょう症などによって、背骨が潰れるように折れてしまう状態です。背中や腰に強い痛みがあり、重症例だと身長が低くなることもあります。起き上がりや立ち上がる際に痛みを特に感じるため、痛みのコントロールを行いながら、コルセットなどで患部の安静を保持します。
腰椎すべり症
腰椎が本来の位置から前後にずれてしまい、神経を圧迫して、腰痛や足のしびれを引き起こす疾患です。腰痛や下肢のしびれ、脱力感などです。また、長く歩くと足がしびれ、痛みで歩けなくなることもあります。症状の改善と再発防止を目指し治療しますが、それでも日常生活に影響が出る場合は手術を検討します。
腰椎分離症
成長期の過度なスポーツ活動によって腰椎椎弓に疲労骨折が起こります。成長期のスポーツ選手の腰痛の原因の30~40%を占めます。放置すると治らなくなるので、MRIによる早期発見、早期治療が重要です。治療には、3~6ヵ月間のコルセット装着と運動制限が必要となるので、ご本人、ご家族とのご相談の上、治療方針を決定します。
腰の痛みの治療

腰痛の原因をしっかりと特定し
症状改善と再発予防を目指します
当院では、日本専門医機構認定整形外科専門医であり、日本整形外科学会脊椎脊髄病医である医師が在籍しており、腰痛に対する専門治療をご提供しています。原因をしっかりと特定し、症状改善と再発防止を目指した治療をご提案いたします。気になる症状はお早めにご相談ください。
少しでも気になる症状があれば
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翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
腰の痛みについてよくあるご質問
ぎっくり腰になったときはどうすればいいですか?
発症直後は安静を心がけ、患部を冷やし、病院を受診しましょう。当院では、痛みの原因や炎症の程度を評価したうえで、薬物療法やリハビリテーション、ブロック注射などの治療をご提案しています。急な腰痛にお困りのかたも、まずはご相談ください。
腰痛で病院に行くタイミングはいつですか?
強い腰の痛み、足のしびれ、下肢に力が入らない、排尿障害、歩行障害などがみられたら、すぐに専門の医療機関を受診する必要があります。痛みを無理して我慢したり、自己判断で様子を見たりせず、早めに整形外科を受診してください。
腰痛は再発しやすいと聞きますが、本当ですか?
おっしゃる通り、腰痛は再発しやすい症状の一つです。特に生活習慣や姿勢が原因の場合、根本的な治療をしないと、何度も腰痛をくり返す可能性があります。当院では、痛みを和らげる治療だけでなく、姿勢指導やストレッチ、筋力トレーニングなど再発予防に重点を置いた治療を行っています。腰痛をくり返さない身体を一緒に目指しましょう。
腰の痛みに湿布や市販薬だけで対処しても大丈夫ですか?
軽度の腰痛であれば一時的に症状が和らぐこともありますが、根本原因を治療しないと、再発する可能性があります。特にしびれ、歩行障害、脱力感などを伴う場合は早めの受診が必要です。市販薬で腰痛が改善しない場合は、お早めにご相談ください。
腰痛になりやすい生活習慣はありますか?
長時間のデスクワークやスマホ操作による前かがみ姿勢、運動不足、柔らかすぎる寝具の使用は腰への負担が大きく、痛みが生じる可能性があります。また、重い物を持ち上げる動作や、長時間の車の運転も腰痛の原因となります。腰痛は日常生活と密接しているため、こうした生活習慣がある場合は、意識的に改善していくことをおすすめします。
監修医情報

監修
さなだクリニック 院長
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定整形外科専門医
- 日本専門医機構認定脳神経外科専門医
- 日本ペインクリニック学会認定ペインクリニック専門医