股関節・膝・足の痛みについて

歩く、立つといった動作を支える
股関節・膝・足の痛みを
丁寧に治療
股関節・膝・足は、立つ、歩く、走るといった動作を支える重要な部位です。痛みを感じると、日常生活に大きな影響が出てしまうため、早めに受診して治療を受けることが大切になります。当院では、痛みの部位や範囲、可動域などを丁寧に診察・精査したうえで、適切な治療をご提案しております。痛みにお困りのかたは、お気軽にご相談ください。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 膝が痛くて歩くのがつらい
- スポーツで足を痛めた
- 階段の昇り降りが苦痛
- 市販薬では症状が改善しない
- 痛みで走ることができない
- 足の冷えやしびれもある
- 以前よりも外出しなくなった
- 詳しい原因を調べてほしい
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
主な疾患
変形性膝関節症
膝関節の軟骨がすり減り、痛みや腫れ、可動域制限が起こる疾患です。加齢や肥満、過去のけがが引き金となり、発症します。進行すると関節の変形をきたし、歩行困難などが現れることもあります。重症度や痛みの強さなどを総合的に判断し、治療を進めていきます。
変形性股関節症
股関節の痛みや可動域制限により、日常生活に支障をきたす疾患です。進行すると、持続的な痛みを感じるようになります。治療は痛みのコントロールを行いながら、症状が悪化しないよう経過をみていきます。症状が強い場合や、痛みが悪化する場合は、手術を検討します。
半月板損傷
膝関節の中にある半月板が損傷し、膝の痛みや動かしにくさが現れる疾患です。スポーツによる外傷や、キック動作の反復がきっかけで発症することもあります。重症化すると膝に水が溜まり、曲げ伸ばしができなくなるため、リハビリや薬物療法で症状が改善しない場合は手術治療を検討します。
膝靭帯損傷
スポーツや交通事故などで膝に強い力がかかり、靭帯を損傷する疾患です。主な症状は膝の不安定感や腫れ、痛みで、治療せずにいると半月板損傷や軟骨損傷などを招く可能性があります。当院では、MRIで損傷の程度を評価し、リハビリや装具療法を中心とした保存療法を行います。
足関節捻挫
スポーツや転倒で足首をひねり、足首を支える靭帯を損傷してしまうけがです。腫れや痛みが強く、けがをした直後は足に体重をかけられないこともあります。子どもの場合は骨折を伴っている可能性もあるため、ただの捻挫だと油断せず、専門の医療機関で検査を受けることをおすすめします。当院では固定・アイシング・リハビリを組み合わせた治療で症状改善を目指します。
肉離れ
スポーツなどで筋肉が損傷することにより起こる疾患で、強い痛みや腫れを引き起こします。主な原因は筋力の低下やウォーミングアップ不足、合わないシューズの使用、過酷な練習などで、治療は安静やアイシングなどを施します。くり返すこともあるため、再発予防を含めた指導も行います。
外反母趾
足の親指の先端が人差し指の方向に曲がってしまう疾患です。親指の関節の付け根が外側に突き出すことで、痛みが生じます。ヒールの高い靴や合わない靴を日常的に使用することで発症し、進行すると目で見てわかるほどの変形をきたします。重度の場合は、手術治療も検討します。
扁平足
足裏のアーチの低下によって、足の疲れや痛み、歩きにくさを引き起こす状態です。小児期から足裏が平坦な場合、大人になってからも症状が残ることもあります。痛みが強い場合はインソールやアキレス腱のストレッチ、体重管理などを行い、足への負担を軽減します。
アキレス腱断裂
ジャンプや急なダッシュ、方向転換などの動作でアキレス腱に強い負荷がかかり、腱が切れてしまう疾患です。スポーツ中に発症することが多く、断裂直後は歩行が困難になることもあります。治療はギプスや装具固定に保存療法、または腱を縫合するための手術療法を行います。
足底腱膜炎
長時間の立ち仕事や歩行によって、足底腱膜や踵の周囲に痛みを感じる疾患です。痛みを和らげるための薬物療法や、アキレス腱・足底筋膜のストレッチ、インソールの使用などにより、症状の改善を目指します。当院では、理学療法士によるリハビリにて、足の負担を軽減するための靴の選び方や歩き方のアドバイスなども行っています。
巻き爪
爪の端が皮膚に食い込み、炎症や痛みを引き起こす疾患です。歩行や靴の圧迫によって悪化しやすく、放置すると感染の原因となることもあります。治療は、爪の形を整える処置や矯正具の装着などにより、症状の改善を図ります。当院では、理学療法士による歩行指導や足のケア方法についてのアドバイスも行い、再発予防に取り組んでいます。
巻き爪治療費用
| 初回診察料 | 7,000円 |
|---|---|
| 2回目以降の診察料 | 2,000円 |
| ワイヤー | 4,000円/本 |
| 処置料 | 1,000円/回 |
※表示金額は全て税込みです
注意点・リスク・副作用
治療後は小さい靴などを履くと、治療部位を圧迫して期待される治療効果を得られなくなる可能性があります。よって、自分の足の大きさにあった適切な靴を履くよう注意が必要になります。
股関節・膝・足の痛みの治療

痛みの部位を正確に把握し
治療します
股関節・膝・足の痛みは、外傷やスポーツによる負傷、関節の変形、神経の圧迫など原因が多岐にわたります。痛みの部位や性質によって適切な治療法が異なるため、正確な診断が重要です。当院ではレントゲン・MRI・エコーを用いた精密検査を行ったうえで、一人ひとりに適した治療をご提案します。ささいな痛み・違和感も、お気軽にご相談ください。
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
よくあるご質問
膝の痛みは加齢のせいですか?
膝の痛みの原因は、加齢による変形性膝関節症、スポーツや外傷による半月板損傷、靭帯損傷など、さまざまです。医療機関で精密検査・診断を受けることで、痛みの原因を特定することが可能です。気になる症状がありましたら、いつでもご相談ください。
スポーツで膝をひねってしまいました。すぐ受診したほうがいいですか?
はい、早めの受診をおすすめします。膝の靭帯損傷や半月板損傷は、受傷直後に適切な治療を開始することで回復が早まり、再発防止にもつながります。当院ではMRIなどを用いて損傷の程度を詳しく評価し、競技復帰まで見据えた治療をご提案します。まずは一度、ご予約のうえ、ご来院ください。
膝や足の痛みを予防するにはどうしたらいいですか?
股関節・膝・足首は日常生活で負担がかかりやすいため、筋力トレーニングや姿勢改善を意識することが大切です。また、体重管理、適度な運動、ストレッチ、足に合った靴を選ぶなどの対策も効果的といえます。具体的なセルフケアの方法については、受診時やリハビリの際にご相談ください。
スポーツなどでけがをした場合、どんな治療を受けられますか?
当院では、痛みをコントロールするための薬物療法・ブロック注射、機能回復を目指したリハビリ・トレーニングなどを主に行っています。また、状態に応じたアイシング・装具固定・テーピングなどにも対応しています。手術を行う設備はないため、手術が必要とされる場合は、提携医療機関にご紹介させていただきます。
他院で治療していますが良くなりません。痛みについて相談できますか?
はい、可能です。すでに他院で治療を受けているかたでも、現在の治療方法や症状についてご相談いただくことができます。MRIなどの検査結果をお持ちいただければ、より詳しい診断をお伝えできますので、ぜひご持参ください。
監修医情報

監修
さなだクリニック 院長
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定整形外科専門医
- 日本専門医機構認定脳神経外科専門医
- 日本ペインクリニック学会認定ペインクリニック専門医