スポーツでの痛みについて

年齢や体格、競技特性に応じた
治療をご提案いたします
スポーツによる痛みやケガは、くり返しの動作や過度な負荷によって起こることが多く、早期発見と適切な治療が求められます。当院では、痛みの専門家である医師や、スポーツリハビリテーションに精通した理学療法士が在籍しており、一人ひとりに適した治療をご提供いたします。原因の分析から治療、リハビリ、フォーム指導まで一貫してサポートし、早期復帰と再発予防を目指します。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 投球後に肩の痛みや違和感が続く
- 同じ動作のくり返しで関節を痛めた
- 肘の内側や外側が痛む
- 肉離れを頻繁に起こす
- 走ると足が痛い、違和感がある
- 運動後に足裏やかかとが痛い
- ねんざや骨折をした
- 痛みがパフォーマンスに影響している
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
主な疾患
シンスプリント
ランニングなどのくり返し動作で、すねに痛みが生じるスポーツ障害です。痛みを感じた際は安静を優先し、アイシングや抗炎症薬で痛みを和らげます。痛みが治まった後はリハビリで筋力と柔軟性を回復させるストレッチを行い、再発を予防します。
オスグッド病
成長期の子どもに多く見られる膝のスポーツ障害の一つです。膝の皿の下の骨(脛骨粗面)が徐々に突出することで、膝の痛みを自覚します。成長痛と間違えられえることがあり、診断には整形外科の受診が必要です。子どもが痛みを訴えたら、早めに受診しましょう。
肉離れ
スポーツなどで筋肉が損傷することにより起こる疾患で、強い痛みや腫れを引き起こします。主な原因は筋力の低下やウォーミングアップ不足、合わないシューズの使用、過酷な練習などです。安静やアイシングなどの治療で、症状改善を目指します。肉離れはくり返すこともあるため、再発予防を含めた指導も行います。
前十字靭帯損傷
ジャンプや急な方向転換で発症する膝の靭帯損傷です。前十字靭帯は、膝の靭帯の中でも特に損傷しやすい部位であり、膝の不安定感、腫れ、強い痛みを伴います。治療初期からスポーツ復帰を見据えた対応に努めます。
テニス肘
肘の外側に痛みが出る疾患で、テニスなどのラケットスポーツだけでなく、物を掴んで持ち上がる、タオルをしぼるなどの動作でも発症します。治療の第一選択は保存療法(安静)であり、症状に応じて薬物療法やリハビリを併用します。これらの治療で改善が難しい場合は、手術を検討します。
野球肘
投球動作のくり返しによって肘に痛みが出る疾患です。成長期の子どもに多く見られ、肘の曲げ伸ばしが急に難しくなることもあります。治療の第一選択は安静です。痛みを我慢して練習を続けると、症状が悪化する恐れがあるため、早期治療で完治を目指します。治療をしても症状が改善しない場合は、手術を検討します。
野球肩
投球動作のくり返しで肩関節や腱板に負担がかかり、炎症や痛みが生じる疾患です。当院では、薬物療法で痛みをコントロールしつつ、リハビリ・ストレッチ・筋力強化を組み合わせたリハビリを行います。また、投球フォームの確認や動作分析を行い、競技復帰と再発防止をサポートします。
ねんざ
足首や手首などの関節に強い力が加わり、関節の腫れや痛み、内出血を引き起こします。安静にすることで、数週間〜数ヵ月程度で痛みが消失します。再発しないように、筋力トレーニングや関節の安定性を高めるリハビリに取り組み、早期回復をサポートします。
疲労骨折
ランニングやジャンプなど同じ動作をくり返すことで骨折してしまう疾患です。明らかな外傷やけがの覚えがないのに、運動すると痛みを感じる場合は、注意が必要です。X線やMRIで精密検査を行い、他の疾患ではないことを確認したうえで、診断を決定します。骨折した部位に負担がかからないように過ごしながら、回復を待ちます。
スポーツによる痛みの治療

けがの回復と競技復帰を
サポートします
スポーツによる痛みは、突発的なけがだけでなく、身体の使い方やフォームの問題によって起きることがあります。当院では、整形外科に精通した医師と理学療法士が連携し、一人ひとりに適した治療とリハビリをご提案いたします。競技特性に合わせたトレーニングによって、早期回復と再発予防を重視した治療をご提供します。
少しでも気になる症状があれば
お気軽にご相談ください
※初めてのかたのWEB予約:
翌診療日~3診療日後までです。
※当日の受診:WEB予約は承っておりません、直接ご来院ください。
よくあるご質問
けがをしても安静にしていれば大丈夫ですか?
スポーツによるけがを放置すると、痛みや腫れなどの症状が悪化したり、望まない形で治癒してしまったりといった問題が起きる可能性があります。そのため、けがをした場合はなるべく早く病院を受診し、適切な診断・治療を受けることをおすすめします。
痛みが強くなければ練習を続けてもいいですか?
痛みが軽い場合でも、無理をして練習を続けると、症状が悪化したり、回復が遅れたりする可能性があります。スポーツをしていると練習を休むことに抵抗があるかたもいるかもしれません。しかし、完治を目指すのであれば休息も必要だと認識することが大切なのです。「軽い痛みだから大丈夫」と安易に考えて長期離脱することのないよう、痛みを感じたら早めに受診して医師の指示を仰ぎましょう。
スポーツでけがした後、リハビリは必要ですか?
けがの状態や重症度にもよりますが、治療とともにリハビリを受けることで、症状の再発を予防することが可能になります。当院では、競技復帰を見据えた段階的なリハビリプログラムをご提供しており、効果的にパフォーマンスを発揮できるようサポートします。
スポーツでの痛みを予防する方法はありますか?
痛みを予防するためには、柔軟性の維持や、筋力トレーニング、正しいフォームの習得が大切です。ご自身でストレッチに取り組むだけでも効果を期待できますが、理学療法士によるリハビリ・指導を受けると、さらに予防効果を高めることができます。当院では、競技特性に合わせたトレーニング指導や、身体への負担を減らすセルフケア方法の指導なども行っています。気になることがあればいつでもご相談ください。
スポーツ中のけがは、整形外科と接骨院のどちらに行けばいいですか?
スポーツによるけがでは、骨折・靭帯損傷・半月板損傷などを正確に診断する必要があるため、まず整形外科を受診することをおすすめします。整形外科で精密検査を受けることで、より適切な治療を受けることが可能になります。当院では、治療からリハビリ、再発予防まで一貫してサポートしております。接骨院と併用したい場合もご相談ください。
監修医情報

監修
さなだクリニック 院長
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定整形外科専門医
- 日本専門医機構認定脳神経外科専門医
- 日本ペインクリニック学会認定ペインクリニック専門医